大腸がんのすべてがよくわかる

大腸がんの原因

国内では年々増加傾向にある大腸がんですが、その原因として様々なことが考えられています。

・食生活の問題・食生活の変化(肉食化)
・生活環境
・遺伝性

大腸がんの発症要因として食生活や栄養素との関係が言われています。

大腸がんは先進国に多いがんとなり、とくに加工肉を多く食べることと関連が深いとされています。

日本人に対しての研究では、肉食と大腸がんの因果関係は明らかではありませんが、肉の脂質を調理・加工する過程で発生する物質に発がん性があることが欧米で報告(2015年発表)されています。

このように食生活が肉食系に変化することで腸内細菌のバランス変化が影響している説や、野菜の摂取量が減ると大腸がんのリスクが上がるという等の説があります。
 

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大腸がんと生活環境

生活環境と大腸がんとの関連性については以下のようなものがあります。

・飲酒・喫煙
・ストレス・生活リズムの変化
・運動不足・肥満の増加・便秘

■飲酒と喫煙
飲酒は大腸がんのリスク要因の一つだと考えられています。統計においても相関関係があり、多量飲酒の習慣がある人ほど大腸がんのリスクは高くなります。

アルコールが大腸がんの原因になる機序は解明されていませんが、アルコール分解による有害物質や、アルコールによるがん抑制物質の阻害などが考えられています。また、インシュリンの分泌量の変化と大腸がんとの関連性も研究されています。

喫煙に関しては大腸がんをはじめ、様々ながんに対してリスクが高まると考えられています。

■ストレスは大腸がんの原因になるのか
ストレスの多い生活をしていたり、生活リズムが乱れて睡眠不足など不規則な生活は、がんリスクが高まると言われています。

ストレスに関しては、体内で活性酸素が増えることで正常な細胞が攻撃されたり、免疫系が乱れてしまい本来は機能している抗がん作用が損なわれるという研究報告があります。

睡眠不足や生活リズムの乱れも同様で活性酸素が増えたり、ホルモンバランスの変調を来したり、免疫系や自律神経系が不調になることで腸の血流を抑制したり、腸内の微生物のバランスを乱すとも言われています。

■運動不足・肥満の増加・便秘
運動不足で肥満気味の人は、大腸がんの発生率が高まるという研究結果があります。

大腸がん,原因,肥満適度な運動は免疫系を活性化し、人間の体が本来持つ抗がん作用を正常に働かせると考えられています。

逆に運動不足や肥満になると、がんを抑制する機能が弱まり、ホルモン分泌や食生活なども関連して大腸がんの原因となるのではないかと考えられています。

便秘になると腸内細菌のバランスが乱れやすく、有害物質に大腸がさらされる危険が高くなることから、大腸がんと便秘が関係あるのではという考えがありますが、便秘と大腸がんの関連性は認められていません。

■ウォシュレット
近年、普及したウォシュレットですが、大腸がんのリスクがあるのではないかと言われています。

理由はウォシュレットの水圧で排便する習慣をつけると便秘の原因にもなりやすいという説、または水道水に含まれる塩素が原因という説がありますが因果関係は明らかではありません。
 

大腸がんに遺伝性はあるのか?

大腸がんの一部には家族性に遺伝で起こるものがあるという報告があります。詳しくは「遺伝性のある大腸がん」
 

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